■iOS 14.5について
今回のiOSアップデートでは、AFADの計測に直接的な影響はありません。
※アプリ案件をお取り扱いの場合は、間接的にアプリの計測に影響がある可能性があります。
■影響について
影響範囲としての主な対象
・iOSアプリを広告でマネタイズして開発・リリースしている事業者様
・iOSアプリ向けの広告SDKを提供している事業者様
アプリ案件を取り扱う各SDK・ネットワークの成果計測に影響致します。
今後アプリの新規リリース、及び既存アプリのアップデート時においては、
ATT(AppTrackingTransparency)と呼ばれるAppleが提供する広告SDK (フレームワーク) の導入が必須となります。
これは、iOS Appインストール時に「計測に必要な情報取得についてユーザーへの許諾」が必要となる仕組です。
※主要サービスの対策についての記事
adjut
確率的アトリビューション
https://help.adjust.com/ja/article/attribution-privacy-models#data-availability-with-extended-privacy-measurement
Appsflyer
確率論的アトリビューション
https://www.appsflyer.com/jp/ios-14/
※各キーワードについて
・SKAdNetwork…アップルが提供した計測用の仕組み
ユーザーレベルやデバイスレベルのデータを一切開示することなく、コンバージョンデータを広告主に共有する
細かな情報をは追う事はできない(どの媒体からインストールしたのかがわかる程度)
リアルタイムではない(24時間~48時間程度の遅れもある)
アプリ配信限定
・確定的アトリビューション
許可したユーザーのIDFA情報をもとに計測する技術
・確率的アトリビューション
基本的なデバイス情報をもとにしてユーザーを特定する技術。フィンガープリント。
・確率論的アトリビューション
インストール数を推定して計測する技術