<目次>
1. AFAD / CATSの成果が実CVより少ない場合
2. CATS / AFADの成果が実CVより多い場合
1. AFAD / CATSの成果が実CVより少ない場合
主な原因は以下の3つになります。
調査に入る前に
以前まで正常にタグ連携で来ていたにも関わらず突然乖離が生じた場合は、直前に何らかの設定の変更による影響を受けている可能性が高いです。直前に行った設置を見直してください。
原因1. ITP対策ができていない
ITP対策が出来ていない場合、ITP機能によりiOSでは成果が上がりません。ITP対策の実施を行ってください。
確認方法①:
iOSでテストを行い、成果が上がるかをご確認ください。PCで成果が上がるにも関わらずiOSで成果が上がらない場合はITP対策ができていないと考えられます。
確認方法②:
AFADの場合、成果ログ>リクエストパラメーターで「sessionId=」セッションID(16ケタの英数字の羅列)が入っているかご確認ください。
※CATSではこちらの確認方法は実施いただけません。
対処法:値が入っていない場合、ITP対策を行って頂く必要がございます。
ITP対策は以下の2つの方法で行っていただけます。
(LPからサンクスページ手前までの全てのページにグループタグを設置します)
(広告主から計測用のサブドメインを取得し、システム内に設定します)
原因2. 成果がエラーになっている
確認方法:AFAD / CATSと実CVの成果の付け合わせを行い、エラーログで確認。
エラーログでは広告主システムからポストバック通知を受けた際、情報の不足などによってエラーになった成果とエラーになった原因を確認できます。
uid1 または成果が発生した時間を付け合わせていただき、実CVで成果を取得しているにも関わらず、AFADで成果取得に失敗している成果を特定してください。
絞り込み検索より該当の時間に広告グループが一致する成果がないかご確認ください。
(成果エラーログを検索する際は広告ID/広告名の情報を取得出来ず、空欄になっている場合もございますので、広告グループIDでも検索いただくようお願いいたします。)
■ エラーがあった場合
エラーメッセージをご確認ください。
それぞれのエラー内容の意味と対処法をご案内いたします。
■ エラーがなかった場合
以下の原因3の可能性が高いです。
原因3. タグが発火していない
タグを規定通りに設置してもタグが動かない場合がございます。以下のことにご対応頂くことにより、計測できる場合がございます。
・タグの設置位置をなるべく上に移動させる
・GTMを使用せずにLPに直接タグを設置する
2. CATS / AFADの成果が実CVより多い場合
調査に入る前に
以前まで正常にタグ連携で来ていたにも関わらず突然乖離が生じた場合は、直前に何らかの設定の変更による影響を受けている可能性が高いです。直前に行った設置を見直してください。
原因1, 他システムとのタグの重複
タグ連携の場合、AFAD / CATSのクリックURLをクリックした後,、離脱し、他社の広告を経由して成果が発生した場合、乖離に繋がることがございます。この際、実CVでは最後に経由した広告のみに成果がつき、AFAD / CATSのクリックが成果としてカウントませんが、AFAD / CATSではカウントされてしまうためです。
この場合は以下に対応していただくことにより重複対策を行うことが可能です。
- ポストバック連携に切り替える
- GTMでタグの出し分けを行う
- サンクスページに貼るタグを統一する
原因2, タグの誤発火
タグの設置方法を間違えるとタグが重複して発火することがございます。
この場合は以下に対応していただくことにより改善される場合がございます。
- GTMの設定を見直す
- 成果タグの設置場所を確認する