GTMとは
Googleが無料で提供しているタグ管理ツールです。
GTMを利用することで、タグ設置が容易になり、タグの発火条件なども設定できるようになります。
＜目次＞
1. 初期設定
※既にGTMのアカウントをお持ちの方はスキップしてください。
①こちらをクリックして、googleアカウントにログインし、GTMを作成します。
https://tagmanager.google.com/
②アカウントを作成をクリックします。
③GTMを利用するためには下記のようなインストールタグをページ内に設置する必要があります。
GTM-XXXXXXXをクリックすると、インストールタグの確認ができます。
2. グループ計測タグの設定
GTM内へのタグ設置方法は下記になります。
計測タグ用トリガーの設定
①トリガー＞新規をクリック。
②トリガー名を更新します。
③トリガーの設定＞ページビューを選択。
④「一部のページビュー」をクリック。
⑤「PageURL」を「含む」を選択。
⑥URLの一部を指定。（ドメイン等、すべてのURLに含まれる記述を指定してください）
⑦「＋」ボタンをクリック。
⑧「Page URL」を「含まない」を選択。
⑨URLの一部を指定（サンクスページのみに含まれる記述を指定してください）
※サンクスページに計測タグを設置しないという設定になります。
⑩「保存」をクリックします。
計測タグ用タグの設定
①タグ＞新規をクリックします。
②タグの名前を更新します。
③タグの設定カスタムHTMLをクリックします。
④トリガーで先ほど作成した計測タグ用のトリガーを選択します。
⑤「保存」をクリックします。
3. 成果情報を取得するための設定（任意）
注文番号等、成果ごとの固有の値を受け取る場合は以下の設定を行ってください。
手順1. 変数の設定
GTM内のタグに注文号など取得させるためには、データレイヤータグの設置、GTMの変数設定が必要になります。
①変数＞ユーザー定義変数＞新規をクリックします。
②ペンマーク＞データレイヤーの変数をクリックします。
③無題の変数(画面左上の入力箇所)：任意の変数名称を設定します。
④データレイヤーの変数：「名前のない変数」と同様の名称を設定します。
⑤データレイヤーの変数名：変数名を入力して保存します。
⑥データレイヤーのバージョン：バージョン２を指定します。
手順2. JavaScriptをサンクスページに追記
下記のタグをサンクスページに設置しているGTMのタグより上の位置に直貼りで設置することで、注文番号を取得できるようになります。
<script>
window.dataLayer = window.dataLayer || [];
dataLayer.push({
‘customid1’:‘注文番号の変数',
});
</script>
GTMにカートの変数をそのまま入れたり、データレイヤータグをGTM内に設置しても取得できないため、ご注意下さい。
初期設定＞グループ成果タグの設定
GTM内へのグループ成果タグ設置方法は下記になります。
成果タグ用トリガーの設定
①トリガー＞新規をクリック。
②トリガー名を更新します。
③トリガーの設定＞ページビューを選択。
④「一部のページビュー」を選択。
⑤「PageURL」を「含む」を選択。
ページURLの一部を指定（サンクスページにのみ含まれる記述を指定してください）
⑥「保存」をクリックします。
成果タグ用タグの設定
①タグ＞新規をクリックします。
②タグの名前を更新します。
③タグの設定＞カスタムHTMLを選択します。
④グループ成果タグを設置します。
⑤トリガーで先ほど作成した成果タグ用のトリガーを選択します。
⑥「保存」をクリックします。
5. 初期設定＞公開
公開していただくことで変更内容が適応されます。
公開前に、一度プレビューでタグ発火するか等ご確認いただけますと幸いです。
6. よくある質問
- サンクスページのタグが呼び出されていない
→上記のような設定は、or条件発火ではなくand条件発火になります。
（イベント発生時にこれらすべての条件が true の場合にこのトリガーを配信しますという設定）
- 広告UIDの値が「undefined」と出てしまう
- →タグマネージャーに直接「カート」などの変数を入れてしまっている。
- あるいはデータレイヤータグが設置されていないなどの可能性があります。