媒体とのポストバックが上手くいかない時、主に確認していただく項目は以下になります。
<目次>
1. ポストバック連携で成果が発生する仕組み
ポイントバック連携(ソケット連携)では通常、クリック時に媒体側システム発行のセッションID(CL付加情報)をAFADで受け取り、成果発生時に媒体発行のセッションID(CL付加情報)を媒体側システムに送り返します。
※セッションID:AFADが1クリック毎のアクセスを管理する為の識別IDとなります。
媒体とポイントバック連携を行う際は以下の手順を踏む必要がございます。
ステップ① 媒体側システムに入稿するクリックURLにパラメータを付与する
ステップ② AFADでポストバックURLの設定する
ステップ①はクリック発生時に媒体発行のセッションID(CL付加情報)をAFADで受け取るための設定です。
ステップ②は成果発生時に媒体発行のセッションID(CL付加情報)を媒体システムに渡すための設定です。
2. 媒体との成果連携が上手くいかない主な要因
媒体との成果連携が上手くいかない要因は以下が挙げられます。
要因1. 媒体システムに入稿するクリックURLに付与するパラメータが間違っている
これにより、クリック発生時にAFADでセッションIDを受け取ることができません。
クリックURLに付与するパラメータをご確認ください。
要因2. ポストバックURLの設置が間違っている
ポストバックURLの設定が間違っている場合、成果発生時に媒体側計測システムにセッションIDを送ることができません。パートナーサイトに設置しているポストバックURLをご確認ください。
要因3. テストURLを間違えている
媒体側に成果をポストバックするには媒体側システム発行のクリックURLを押下する必要がございます。テストURLをご確認ください。
(AFAD 発行のURLでテストしても媒体にポストバックされません)
要因4. 広告主との連携に問題がある
AFADで成果が発生できていない場合は媒体にポストバックすることができません。
成果が取得できていない場合は広告主との連携を見直してください。
要因5. AFADの承認待ち・承認・否認のポストバックURLの設定に問題がある
AFADの場合、広告が自動承認の場合は「承認」、手動承認の場合は「承認待ち」にポストバックURLを設定していただくよう、お願いいたします。設置する場所を間違えるとポストバックできません。
3. 原因の絞り込み
原因が不明の場合は以下の方法で原因を絞り込むことができます。
<チェックポイント>
上記の原因の絞り込みを行っていきます。
(1)成果ログを確認
<対応フロー>
上記の黒いカードの案内に従ってください。
(2)ポストバック実行ログを確認
ログ集計>ポストバック実行ログをご確認ください。ポストバック実行ログが成功しているか失敗しているかを確認します。
1. ポストバックが成功している場合
ポストバック実行ログ上でポストバックが成功していても、セッションIDが空になっていると媒体側が成果として受け取れない場合がございます。そのため以下の項目をチェックしてください。
確認①:媒体側システムにセッションIDを送れているか
ポストバック実行ログポストバック通知先URLで媒体のポストバックURLにセッションIDの値が付与されているかをご確認ください。
セッションIDが空になっている、あるいは変数が置換されていない場合、媒体/パートナーサイトに設置されている媒体側のポストバックURLを見直してください。
ポストバックURLの設定に問題がないと見受けられる場合は以下をご確認ください。
確認②:AFADでセッションIDが受け取れているか
成果ログ>CL付加情報1で媒体のセッションIDの値を受け取れているかをご確認ください。
セッションIDが空になっている、あるいは変数が置換されていない場合、媒体に入稿しているクリックURLの末尾に付与している変数を見直してください。
ポストバックが失敗している場合
エラー内容をご確認ください。
エラー内容で「通知方法が未設定です」と出た場合、媒体 / パートナーサイトにポストバックが設置されているかご確認ください。
<補足>
AFADでエラー内容を全表示するには画面左上の「各項目を省略する」を押してください。
4. ポストバック実行ログがなかった場合の対処法
ポストバック実行ログがなかった場合は以下の内容をご確認ください。
①ポストバックURLの設定を確認
媒体/パートナーサイトに設置されている媒体側のポストバックURLを見直してください。
②媒体の入稿URLのパラメータを確認
媒体に入稿しているクリックURLの末尾に付与している変数を見直してください。
③AFADでセッションIDを受け取れているか
成果ログ>CL付加情報1で媒体のセッションIDの値を受け取れているかをご確認ください。
セッションIDが空になっている、あるいは変数が置換されていない場合、媒体に入稿しているクリックURLの末尾に付与している変数を見直してください。
④AFAD/CATSでセッションIDを送れているか
ポストバック通知先URLで媒体のポストバックURLにセッションIDの値が付与されているかをご確認ください。
セッションIDが空になっている、あるいは変数が置換されていない場合、媒体/パートナーサイトに設置されている媒体側のポストバックURLを見直してください。
⑤AFADの承認待ち・承認・否認のポストバックURLの設定は正しいか
AFADでポストバックURLが一つしかないの場合の
パートナーサイトに紐づく広告が手動承認の場合、承認待ちのみに設定し、
パートナーサイトに紐づく広告が自動承認の場合、承認のみに設定していてください。
承認ステータスを変えずに同じポストバックURLを「承認待ち」と「承認」両方に設定することは推奨しておりません。
両方同じURLを設定した場合、成果重複の原因になる場合がございます。下記のように承認ステータスを変えて登録していただくことでこちらの重複を防ぐことができます。
ポストバックURLに承認ステータスをつけられない場合は「承認」用のパートナーサイトと「承認待ち」用のパートナーサイトに分けて登録することを推奨しております。
5. それでもうまくいかない場合
以上の項目を全て確認しても原因が分からない場合はサポートチームにお問い合わせください。
また、お問い合わせ時はご連絡いただく際に下記のフォーマットにご記入の上ご一報いただけますと幸いです。(調査時に使う情報でございます)
- 起きている事象:
- 対象の広告ID:
- 対象の媒体ID(パートナーサイトID):
- テスト利用したURL:
- テスト実施時間: