【CATS】広告主とポストバック連携(ソケット連携)をしたが成果計測できません

<目次>


  1. 広告主との成果連携が上手くいかない主な要因
  2. 原因の絞り込み
  3. エラーログでエラーを確認できなかった場合の対処法
  4. それでもうまくいかない場合

1. 広告主との成果連携が上手くいかない主な要因

広告主との成果連携が上手くいかない要因は以下が挙げられます。

要因1. 広告主発行の広告URLに付与するパラメータが間違っている

これにより、クリック発生時に広告側システムでセッションIDを受け取ることができません。

広告URLに付与するパラメータをご確認ください。

要因2. 広告主側でポストバックURLの設定に問題がある

これにより、成果発生時に媒体側計測システムにセッションIDを送ることができません。

広告主側計測システムに設置しているポストバックURLをご確認ください。

要因3. テストURLを間違えている

CATS発行のクリックURLを押下しないとポストバックされません。

(広告主に発行のURLでテストしてもCATSにポストバックされません)

テストURLをご確認ください。

要因4. 広告主側でそもそも成果が発生していない

広告主側システムで成果が発生していないとCATSにポストバックできません。

広告主側で成果が発生しているかをご確認ください。

広告主側で成果が発生していない場合は広告主側システムの設定に問題がございます。

要因5. 広告設定で広告グループを選択していない

広告登録の際に広告グループを正しく選択しないと成果連携がうまくいきません。

広告に紐づいている広告グループが正しいかをご確認ください。


2. 原因の絞り込み

原因が不明の場合は以下の方法で原因を絞り込むことができます。

<チェックポイント>

①クリックログを確認

クリックログでテストを行った時間に該当の広告に紐づくクリックログがあるかをご確認ください。

CATでクリックを確認出来なかった場合、テストURLが間違っている可能性がございます。テストURLがCATS 発行のものであることをご確認ください

②エラーログを確認

エラーログでは広告主システムからポストバック通知を受けた際、情報の不足などによってエラーになったものを確認できます。

CATSの場合「ログ集計>成果エラーログ」をご確認ください。

■確認方法

絞り込み検索より該当のテスト時間に広告グループが一致する成果がないかご確認ください。

成果エラーログを検索する際は広告ID/広告名の情報を取得出来ず、空欄になっている場合もございますので、広告グループIDでも検索いただくようお願いいたします。

それぞれのエラー内容の意味と対処法をご案内いたします。

内容 詳細
セッションIDが不正

クリック時にセッションIDを付与できなかった場合 CATSから渡したセッションIDが成果時に返ってこなかった場合に発生するエラーです。

広告URLに設定しているパラメータがあっているか・広告主側で設定しているポストバックURLに誤りがないか確認してください

グループIDが不正

存在しないグループIDが通知された場合に発生するエラーです。
成果通知タグ(成果通知URL)のgidの値が正しく設定されているかをご確認ください。

成果登録済み(セッションID重複エラー)

クリック時にCATSが発行するセッションIDを2回以上使用して成果通知された場合、成果重複として除外されます。

同じ広告でタグ連携 / ポストバック連携を同時に行っていないかご確認ください


4. エラーログでエラーを確認できなかった場合の対処法

 エラーログでエラーを確認できなかった場合は以下の内容をご確認ください。

①広告設定で広告グループを正しく選択しているかを確認

広告詳細で選択しているグループIDがソケットURLの「gid=」に入っている値と一致しているかご確認ください。

広告グループIDが未選択になっている場合は広告グループごとのソケットURLで連携できません。

②入稿URLに付与するパラメータを確認

広告主発行の広告URLに付与するパラメータが正しいかご確認ください。

参考:広告主が発行したクリックURLを設定したいです

参考:広告URLの自動生成ツール


③広告主管理画面で成果が発生しているかを確認

広告主の管理画面で成果が発生しているかをご確認ください。

成果が発生していない場合は広告主発行の入稿URLを直接クリックしてテストを行ってください。

成果が発生しなければ、広告主側の広告の設定に問題がある可能性が高いです。

成果が発生した場合は入稿URLの設定やテストURLの見直しを行ってください。


④広告主側でポストバックURLが正しく設定されているかを確認

広告主よりポストバックURLに設置している画面のキャプチャを取得し、ポストバックURLの設定をご確認ください。

参考:ポストバックURLについて

 ■ 確認ポイント

  • 「gid=●●」「cid=●●」の値がグループIDの値と一致しているか
  • 変数が置換されているか

クライアントが以下のシステムを利用している場合、以下の画面のキャプチャを取得してください。

■ アドエビスの場合:

「設定/管理>広告管理>広告カテゴリ管理>媒体種別>編集」のキャプチャ

仕様書:アドエビスとの接続【CATS

■ ECフォースの場合:

「マーケティング管理 > 広告管理 > ソケット通信管理」のキャプチャ

仕様書:ECフォースとの接続【CATS

■ アフィリコードの場合:

「アフィリエイター管理>メディア一覧>連携設定>ポストバック>ポストバック通知先」のキャプチャ

仕様書:アフィリコードとの接続【CATS


⑤ポストバック処理が行われているかを確認

広告主よりポストバック処理を行っているキャプチャを取得し、ポストバック処理が成功しているかご確認ください。

失敗になっている場合はエラー内容もご確認ください。


クライアントが以下のシステムを利用している場合、以下の画面のキャプチャを取得してください。

 ■ アドエビスの場合:

「設定/管理>広告設定>広告カテゴリ管理>ポストバック実行履歴を表示」のキャプチャ

 ■ ECフォースの場合:「受注管理>成果通知ログ」のキャプチャ

 ■ アフィリコードの場合:「ログ管理 > ポストバック通知ログ」のキャプチャ

5. それでもうまくいかない場合

以上の項目を全て確認しても原因が分からない場合はサポートチームにお問い合わせください。

また、お問い合わせ時はご連絡いただく際に下記のフォーマットにご記入の上ご一報いただけますと幸いです。(調査時に使う情報でございます)

  • 起きている事象:
  • 対象の広告ID:
  • 対象の媒体ID(パートナーサイトID):
  • テスト利用したURL:
  • テスト実施時間: